今日は。鈴木です。
暖かくなったり寒くなったりの三寒四温といった気候ですが、皆様元気にお過ごしでしょうか?
久々の『来迎+α』の記事では2話の小ネタ話をいろいろご紹介してみようと思います。
今回も「知ってどうなる」ものでもありませんが、この記事を読んだうえで再度2話を読んでみると、いろいろ思うところが出てくるかもしれませんね。
では早速スタートしてみましょう!ヒアウィ~ゴ~~ッ!!
才の部屋の奥の方のカットです。よく見ると壁に「今月の目ひょう」とあり、その下に紙が貼ってあります。果たして何に対してやる気を出すつもりだったのかは謎ですが、このところ彼にやる気がなかったことは明らかでしょう。ちなみに、唯一の外の世界との接点であるPC(主にちちくろうさんのブログを見る用)は、ガムテープで補強した段ボール箱を机代わりにセットされています。常磐荘メンバーもビックリな昭和の香り漂うレトロなPCブースと言えるでしょう。
才のこのセリフ、実はけっこう意味深なものがあります。大分後になるかとは思いますが、この話はまた本編に出てくる予定ですので、覚えておいて頂けると良いかも??果たして「最愛の人」とは誰なのか?このエピソードは何を物語っているのか…ご期待ください。
このネタを思いついた時は、あまりのバカバカしさに思わず椅子から転げ落ちてしばらく床で笑い転げていました。
おキム・ザ・ヴィクトリーって………天才かよ、自分(笑)
この技は「奥義」と才は言っていますが、モノローグにある様に正確には「技」ではなく、ただの攻撃です。しかし、武術の鍛錬を積んで身体が深く練られた人間が放つ「ただの攻撃」は、ある意味で即興の技という側面があるので、才はこれを「奥義」の一つに分類したようです。まぁたぶん、技名が気に入ったので、とにかく言いたかったのでしょう。
ちなみに、この技名に関してはいくつかの没案がありますので、以下に記載しておきます。(3)はまだ使いたいかも…。
【没案】
(1)おキム超特急
(2)おキムの轟(とどろき)
(3)マンセーキャノン
この阿修羅のイラストは、アナログ作画の段階では3枚の絵を描いており、それをデジタル上で合成しながら完成させました。全て才ですが、彼の内面の「男性性」「女性性」「中性性(無性)」をそれぞれ象徴しており、3つの属性が統合された姿が「阿修羅」として立ち現れている、という表現です。この姿は才の本質を示すものであり、また彼の未来を予言するものでもありますので、再度じっくり見ていろいろ想像して頂けると嬉しいです。
このイラストは「来迎図」という仏教絵画をモチーフに作成いたしました。もともとは、人が極楽浄土に向けて往生する際に阿弥陀如来が菩薩を引き連れて迎えに来るイメージを図像化した仏画ですが、来迎國では、その象徴意的意味を拝借したうえで、物語の重要な『核心的事実』を表現するモチーフとして採用しています。ガチで超重要な絵なので、この絵もじっくり想像を膨らませながら見て頂けるとマンモスうれぴーです。
2話に関してもまだまだ多くのネタを突っ込んで描いているのですが、今後の記事のためにも小出しにしつつ今回はこの辺までとさせていただきます。
今回も最後まで記事を読んでくださり有難うございました!
では、また次回。