脱・奴隷宣言 および 行動綱領

私たちは奴隷と言うと、ボロボロの服を着て、粗末な部屋に押し込まれ、自由のない不幸な人間をイメージするだろう。
しかし、近い未来に奴隷と言う言葉が意味するところは、今日の私たちの事だ。
私たちは程々の服を着て、そこそこの住処を持ち、しかし己の意思で自由に生きていると思っているが、実態は金という資本の鎖で縛られている。
我々の自由とは、購入できる範囲での自由であり、購入すると言う行為のみの自由があるだけで、しかもそれは必ず何かを購入せざるを得ないと言う点で強制された選択であり、それを強制するのは資本家という権力者たちの欲望だ。
奴隷の真の姿とは、支配する少数の権力者が許したルールの中でだけ世界を受け入れる者であり、そのルールが自己や他人を苦しめていても、その事に抗わない者を指す。
今日の我々は、自分の手足をがんじがらめにしている鎖が見えない、盲目の奴隷であり、その鎖の存在を感じていても言葉にして人と連帯できない聾唖の奴隷なのだ。
私たちはこの事実を直視し、本来の人間の暮らしを取り戻さなければならない。
この人間解放の闘いとして、なめくろ館は以下の表現行動指針を掲げる。


なめくろ館の表現行動指針

なめくろ館は次の3つのものに抵抗し続ける事を宣言する。またこれをなめくろ館の表現における行動綱領となす。

1)強者の傲慢・尊大に対する反抗
2)庶民の無関心・日和見に対する反抗
3)弱者の身勝手・依存に対する反抗

これを以って、なめくろ館を三反機関(さんはんきかん)と定義する。

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公式マスコット【なめくろ君】

なめくろ館は偉い人にも、お金出してくれる人にも、不遇な人にもおもねりません！
全ての人に平等に反抗する事で、世の中のバランスを取る事に貢献したいと思います！